常任指揮者

田代 俊文

東京音楽大学指揮科卒業
指揮を三石精一、F. Eggermanに師事する。

卒業と同時に二期会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場、東京オペラプロデュース等でオペラ指揮者としての経験を積む。

その後モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、バルトーク、ブリテン等、古典から現代に至る幅広いオペラレパートリーを指揮。
以来、全国で数多くのオペラ、オーケストラを指揮している。

又、ミュージカルの分野においても、1992年、帝国劇場におけるミュージカル「ミス・サイゴン」の指揮者に抜擢され絶賛を博したのを皮切りに、「レ・ミゼラブル」「シンデレラ」等、大作ミュージカルの上演に携わり、Claude-Michel Schönberg、John Caird、Nicholas Hytner等、世界一流の舞台芸術家達にその劇的表現力を高く評価された。

2001年より、東京音楽大学教授をはじめ内外のオーケストラのトップ奏者を中心にしたグルッポ・ムジチーニ・オーケストラを組織し、グルッポ・ムジチーニ総合芸術監督として、沖縄市音楽祭に参加、「ラ・ボエーム」「ラ・トラヴィアータ」「マダム・バタフライ」等のオペラを指揮、絶賛を博す。
特に2005年から2006年にかけて行った「モーツァルト・ツィクルス」では、室内楽、協奏曲、交響曲、宗教曲、オペラの全てのジャンルにおいて高水準の演奏を披露し、多大なる成果を収めた。

2007年にはサントリーホールにて東京音楽大学100周年記念特別演奏会でベートーヴェンの第九を指揮し絶賛を博した。

又、相模原市民交響楽団、東京大学音楽部管弦楽団、日本大学生物資源科学部管弦楽団等、多数のアマチュアオーケストラの指導にも力を注いでいる。

現在、東京音楽大学指揮科准教授

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